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大学研修レポート「関西学院大学国際学部」様

受講者:国際学部3・4回生

時 間:3時間 13時~16時

 今回は、関西学院大学上ヶ原キャンパスにて国際学部の学生向けに、特別授業としてビズストームを実施しました。3,4回生の学生に教員の方を交えて、和気あいあいとした雰囲気の中での実施となりました。普段は授業で学んでいるビジネス関連の知識ですが、知識を融合して自ら決断をすることには、少し戸惑った様子もありました。だからこそ新たな気づきが沢山あったようです。終了後に皆さんから「もっとやりたい!」という言葉が聞かれたのがとても印象的でした。

 

1.ビズストーム実施の背景

 ビズストーム研修をご依頼いただいたきっかけは、授業を担当されている谷村先生からのご依頼でした。谷村先生は以前、他校でビズストームを使った授業をされたことがあり、それがとても好評であったため、関西学院大学の学生にも学んでいただく機会を設けられました。

研修の目的は、座学で学んでいる経営の知識を実践的な知識にするために、ビズストームを通して演習をしたいとのことでした。

 

2.カリキュラム

 大学生が対象ということで、基礎的な経営知識の融合が出来ること、そこから気づきが得られることを目的にしました。そのため、ルールがシンプルな中級バージョンを採用し、振り返りでは気づきをアウトプットするワークと組み合わせ、効果的な講義になるよう設計しました。

 

関西学院大学国際学部様 3時間カリキュラム

①ビズストーム1期

②計数管理に関するレクチャー(原価率、利益のしくみ、損益分岐点、資金繰り等)

③ビズストーム5期

④振り返り(自分の戦略、失敗した点、気付いた点について発表)

⑤経営戦略、マーケティングに関するレクチャー

 

3.研修風景

 練習は時間の関係から初級1期のみでしたが、飲み込みも早く、すぐにゲームを楽しむようになりました。 

 期が進んで理解が進むにつれ、皆さんの戦略が深くなっていきます。商品の売上結果を受けて笑顔が増えたり、悔しがったり。市場はなかなか思うとおりに動いてくれません。

 優勝は、36コインを獲得した谷村先生でした。2位は25コインです。

1位は市場規模が小さいけれど高単価が期待できるニッチ市場C、2位はその対極で市場が大きいけれど利益が小さい市場Aでした。

特徴が異なる二つの市場では戦略も異なります。二人の戦略の違いを、みんなで研究することで、自分の戦略にもフィードバックされたようです。

 

4.研修の効果

 ゲーム終了後に、失敗した点、気づいた点などについて、キーワードをポストイットに書き出していただきました。その後の講義では、それらの気づきを「戦略」「マーケティング」の観点からまとめ直しました。

【気づきとキーワード】

  • ライバルの存在
  • 自社の強みを知ること
  • 市場調査の意義
  • 初期投資の大切さ
  • リスクヘッジの必要性
  • 経営の方向性を定めること
  • 資源集中の大切さ
  • 決断力
  • 人件費の負担の大きさ

 自社の競争力を高めるため、投資が必要性であることと、経営資源の集中させる必要があること。自社だけでなく、ライバルの動向も考慮すること。人を雇うタイミングとコストの大きさなど、気づくことは多岐に渡っていました。

 

 最終講義後に、ビズストームの研修を通じて学んだこと等を書いていただきました。主な意見は次の通りです。

【学んだこと】

  • 経営するときに何が大切なのかがよく分かりました
  • 経営の全体像を理解することができた
  • 自分の足りない面が浮きぼりになって面白かったです
  • 自分の無計画性が出てきた
  • ビズストーム自体はもちろんですが、その後の振り返りもためになりました

【質問:もう一度やってみたいですか?】

  • 次は市場調査や人材育成に挑戦したい
  • 面白かったし、自分のことも経営のことも学べました
  • もっと長いターン数でしっかりと計画を立てて利益を上げたいと思います

 研修終了後の皆さんの話を聞いていると、「もっと早く経験しておけば勉強も理解が進んだと思う」「これから経営の本を読むのが楽しみ」など、座学だけでは得られない、これまでにない学びがあったようでした。

 また、「教科書などで勉強していたことを実際にビジネスに活かすって、こういうことだったのか!と目からうろこでした」という感想もあり、狙い通りの成果が得られたと思われます。短い時間でしたが参加された皆さんにとっては非常に楽しく有意義な研修であったようです。

  (ビズストーム認定インストラクター 吉田喜彦)

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