経営センスを鍛えるビジネスゲーム、ビズストーム

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【AWARDインタビュー】顧問先のコミュニケーション活性化にビジネスゲームを活用

ビズストームAWARD2019 新人賞(関西) 受賞

くろかわ社会保険労務士事務所 代表

黒河龍二さん(社会保険労務士/キャリアコンサルタント)

 

 ビズストームのリリース5周年を記念し、「ビズストームAWARD2019」として、近年めざましくご活躍の認定インストラクターの皆様を表彰させていただきました。

 

 新人賞(関西)を受賞された黒河龍二さんは、ビズストーム認定インストラクター登録後、数ヶ月で計68回のビズストーム研修を実施されました。小規模事業者の企業研修が中心です。

小規模事業者では、研修の予算がとられていないことも多いのですが、どのようにビズストームをご活用いただいているのか、お話をうかがいました。

 

―― 黒河さんは社会保険労務士事務所の代表をされていますが、お仕事は社労士業務が中心なのでしょうか。どのようなお仕事をされているか教えてください。

 

社会保険関係だけでなく、労務相談や面接採用相談、社員さんのキャリアコンサルティングなどをしています。お客様の会社の発展のため、労務環境の整備や働きがいを持てる環境づくりを中心にお手伝いしています。

 

―― ビズストームの導入については、ベーシックセミナーを受けたその日に、翌日のインストラクター養成講座の受講を決められたのでしたよね。そしてそのあと1週間くらいで初めての研修を実施されました。どのような動機で認定インストラクターになろうと思われたのでしょうか。

 

実は顧問先で6回連続の社内コミュニケーション研修を実施している途中だったのです。しかしそれまでの回ではなかなか目に見える成果をあげられず、新しい研修を模索していました。

そんなときビズストームを発見し、ベーシックセミナーを受講しました。正直、待ったなしの状態でもあったので、すぐに使いたいと思い、認定インストラクターになることを決めました。

幸い、研修ではとても盛り上がり、コミュニケーションを活性化させることができました。

 

―― 他にビズストーム研修を実施した企業さんも、顧問先など既存のお客様ですか?どんな企業が多いのでしょうか。

 

はい、顧問先ばかりです。

業種は工務店や歯科技工士、エステ業など多岐にわたっています。規模は3名から30名程度の小さな会社ばかりです。

 

―― ビズストームをお勧めするときは、どのようにご提案されるのですか?

 

お客様のニーズや課題とご提案内容は2パターンあります。

1つは、経営者の多くが社員さんとのコミュニケーションギャップを感じられているということです。

経営者は社員さんに対して経営的な視点でものごとを考え、行動をしてほしいと思っています。一方社員さんからすると立場と経験の有無によってイメージが湧かず、なぜ経営的な立場でお金のことを考えたり、行動したりすべきなのかが理解できません。

この悩みを解消するには社員さんに実際に経営者になっていただくことが一番効果的ですので、疑似体験ではありますがゲームを通じて経営者の立場を体験することで社長が抱えるコミュニケーションギャップが少しでも解消できると思い提案したところ、ご理解いただけて受注につながりました。

 

もう1つは、企業の悩みの1つに社内コミュニケーションが不十分で活性化につながるものを探しておられることがあります。

しかし、単なるコミュニケーションワークをしても盛り上がりに欠けたり、盛り上がっても学びや気づきが少ないことが多いため、実際に取り入れるところまでいかないことが多いです。

ビズストームではこの点を解消できる5つのポイントを説明して受注につなげました。

 

―― 経営者と従業員との視点のギャップを埋めること、学びを兼ねた従業員同士のコミュニケーション活性化という2つのニーズに対してご活用いただいているのですね。

 

はい、実際に実施してみると、ほかにも色々な効果があがっています。

ビズストームのプレイの後、自社の経営に置き換えて考えることで、社長・店長・スタッフがそれぞれの立場でやるべき目標や課題を考えるきっかけになっています。研修のあと、緊急会議になったこともありました。

社員さん自身の意識が変わることだけでなく、社長自身も社員さんに対する見方が変化したことで、以前より経営的な話をしても意思疎通がしやすくなっている場面も目にしました。

また、社長自身が経営の癖や傾向に気づき、他の人ののやり方も参考にして、より広い視点で自社の経営を見直すきっかけにしていただいたケースもあります。

 

―― ビズストーム研修を実施する際に、ほかになにか工夫されていることはありますか?

 

その会社が属する業界について、業界全体の売上や就業者数などの推移データをお渡しし、客観的に知ってもらうことを重視しています。

その上で自社は人材の確保や育成に焦点を当てて事業を拡大するのか、それとも強みを生かしながら規模を制限してニッチな市場で勝負するのかなど、ビズストームで体験したことをふまえて、少しでも自分の業界のことをイメージしてもらうように話しています。

 

―― なるほど、自分の業界のことを客観的なデータでとらえたことがないという方は多いですよね。ビズストームで扱う各市場がその業界ではどうなのかと具体的に考えていただくと、自分の仕事との紐付けもしやすいですね。

ビズストームの認定インストラクターになって、ほかによかったことがありましたら教えてください。

 

ビズストーム研修を通じて、多くの社員さんと会う機会がもらえることです。社会保険労務士の仕事は会社の労務環境を整え、働く人がより働き甲斐を持って働ける環境づくりのお手伝いです。そのためには働いている社員さんたちと実際触れ合うことはとても大切なことだと思っています。

 

 

―― ビズストームに関して、今後やっていきたいことがありましたら教えてください。

 

今は顧問先の中で研修を実施していますが、都合がつかなくて参加できなかった人や社員数の少ない企業さんなど、合同研修を開催したいと思っています。

 

(聞き手 箕作千佐子)

 

 

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