経営センスを鍛えるビジネスゲーム、ビズストーム

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【インタビュー】大手企業向けに積極的な営業活動を行い、ビジネスゲーム研修を多数受注

合同会社セールス・トータルサポーターズ 代表
株式会社プロデューサー・ハウス 営業部長

川崎 悟さん(ビズストーム認定インストラクター)

 ビズストーム研修は様々な大手企業様でも社内研修として導入いただいています。

 大手企業様向けに積極的な営業活動を行い、多くの導入実績を築いていらっしゃる川崎悟さんに、ビズストームの営業活動や研修実施の際の工夫についてお話を伺いました。

 

――川崎さんは、経営コンサルタントとしてご活躍されています。現在のお仕事の内容について教えていただけますか?

はい。企業向けにコンサルティングや営業支援、そして研修を行っています。

コンサルティングと営業支援は、主に製造業の中小企業向けが多いです。もともと営業職出身であるため、顧問先企業の営業担当者の指導などを中心に経営支援を行っています。また商工会議所等でのセミナー講師を担当することもあります。

 

研修は、大手企業向けにビズストームを提供することがほとんどです。

私はビズストーム関東支部であるプロデューサー・ハウスの営業部長も務めており、ビズストーム研修を主に大手企業さんにご提案して導入いただいています。

もちろん私自身も認定インストラクターであるため、営業だけでなく、講師として研修の運営も行っています。

 

――ビズストームの認定インストラクターになられたのは2017年ですよね。初めてプレイしたときの印象はどうでしたか?

 

非常に完成度の高いコンテンツだなというのが率直な感想でした。ゲームを通じて経営全般について学ぶことができるので、活用できる場面が非常に多いです。

最短4時間で研修が実施できる点も、導入していただきやすくていいですよね。

 

――川崎さんの営業活動によって、様々な企業様でビズストーム研修を導入していただいています。具体的には、どのような場面でご活用いただいているのでしょうか?

 

住友生命様で、次期支部長の方を対象に研修を実施したことは、ビズストームのホームページにも掲載いただいていますよね。

参考:https://bizstorm.jp/case/case-5393/

 

他にも、大手バルブメーカーで全国の営業担当者を対象に100名規模の研修を実施したり、大手医療機器メーカーの中堅・若手研修で活用いただいたり、大手鋼材商社で新入社員研修に導入いただくなど、多くの企業さんで活用いただいています。

私の場合は、若手から40歳代くらいまでをターゲットにご提案することが多いです。経営目線が求められるリーダークラスや営業担当者などを対象に、社内研修として導入いただいています。

 

――川崎さんがご提案されているのは、上場企業を含め、全国の名たる大手企業様ですね。営業活動は、どのように行っているのでしょうか?

 

ビジネスのつながりはもちろん、友人や知人も含めた自分の人脈から広げています。

特別な営業活動を行っているわけではなく、雑談の中で「経営を体系的に学べるボードゲームがある」という話をすると、関心を持たれる方は多いです。イメージがしやすいですよね。

正直、こんなにも提案しやすいコンテンツは他にないと思います。

具体的に提案する際には、実物のツールを見ていただくよう心がけています。

ビズストームの解説書である『ビズストームで学ぶビジネスの基本』の冊子をお渡しすると、「研修ではこの分野について特に解説してほしい」というニーズもお聞きすることができるので重宝しています。

 

――講師としてビズストーム研修を実施するとき、工夫されていることはありますか?

 

ビズストーム研修は最短4時間で実施できますが、私は4時間30分で組み立てることが多いです。追加の30分は、研修受講者のニーズに合わせた解説することを心がけています。

例えば、受講者が営業を統括する支店長なら、営業ノウハウを盛り込んだ解説をしたことで非常に喜ばれ、高い満足度を得られました。

ビズストームには、借り入れ、資金繰り、人材育成、ターゲティングやポジショニングなど、経営において重要な要素が、少しずつ全て入っています。だからこそ、受講者に合わせた解説を講師が行うことで、いかようにも学びを深められると思っています。

 

――2020年からは、新たにオンライン版ビズストームの提供を開始しました。オンライン版へのニーズはいかがでしょうか?

 

オンライン版へのニーズはかなりあると思います。今も何件か提案しているところです。

大手企業さんは全国に事業所があるため、研修対象者を1か所に集める移動の時間や費用がかなりかかります。移動の自粛が求められている現在はもちろんですが、アフターコロナで感染が収まった後にもオンライン研修のニーズは根強く残ると思います。

 

――川崎さんの今後の営業展開の構想について教えていただけますか?

まずは、オンライン版のビズストームができたことを、既存のお客様にお伝えしていくつもりです。今、まさに求められているものだと思います。

そして、既に導入いただいている大手企業さんの関連会社や子会社にご活用いただけるようご提案していきたいですね。関連会社にも研修のニーズはあるはずなので、横展開できれば活用数はもっと増やしていけると予想しています。

 

――ありがとうございます。最後に、インストラクターになろうか考えている方へのメッセージをお願いします。

経営の要素である「人・モノ・カネ・情報」の全てを盛り込んで4時間で学べるという体験型研修はなかなかありません。体験型だからこそ、座学では得られない達成感や学びがあります。

是非、ツール実物を企業の担当者の方に見せてみてください。研修ニーズのある企業であれば、関心を持っていただけると思います。

 

また、ビズストームをフロント商品として商談をしているうちに、他のコンサルティングサービスを受注するということもあります。

コンサルタント等の方が企業に営業活動に行ったり、ニーズに合わせた支援を行う際の、心強いコンテンツになると思います。

<執筆 岡本友海(中小企業診断士/ビズストーム認定インストラクター)>

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