経営センスを鍛えるビジネスゲーム、ビズストーム

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中小企業大学校四国キャンパス(中小機構 四国本部)様

企業経営の舵をとる ゲームでみがく!利益を生み出す経営センス

研修提供: 株式会社ビズストーム
      メイン講師 箕作 千佐子(ビズストーム開発者)
     サブ講師 長尾 辰彦(合同会社ひまわりマネジメントサポート)
     その他サポーターとして関係者の皆さま
業 種  : 支援機関
受講者  : 新任経営者、経営幹部、経営後継者
時 間  : 6.5時間×2日間

中小企業大学校四国キャンパス様から、「企業経営・経営戦略」分野の新カリキュラムとして研修開催の依頼を受けて実施しました。高知県との共催で実施する2日間の大型研修です。

1.ビジネスゲーム 「ビズストーム」導入の背景

これまでなかった新しいテーマの研修で、経営全体を体感的に学ぶ

中小企業大学校 四国キャンパスを運営する中小機構四国本部の専門家より、事業承継や次代の後継者に向けての研修開催の要望を受けたことがビズストーム研修導入のきっかけでした。「利益がでない」という自社の課題に短時間で気づいてもらえるツールとして、ビズストームが有効であるのではと考えていただいたそうです。

人材育成や生産管理のようなトピックごとの研修は多くある中、経営全般を体感的に学ぶ研修が少なかったこともあり、同キャンパスの職員らと約1年にわたる打ち合わせの結果、中身の濃い研修内容に仕上がりました。ビズストームとしても、自社の状況に合わせて開始時のステータスを変更してプレイするという、初のプレイ方法でのプログラムを開発しました。

2.ビズストームのカリキュラム

自社の経営と照らし合わせて学ぶ、2日間の濃い研修内容

 ゲームを通じて経営の一連の流れ(市場の選択、競合への対応、資金管理等)を疑似体験し、自社の経営と照らし合わせながら経営の勘所を磨くことを主眼にカリキュラム設計を行いました。

2日間のボリュームを活かし、1日目は、中級(5期)のゲームに取り組み、「経営の全体像」の理解を深め、「自社の強みを分析」をする時間を多く設けました。2日目は、上級(8期)のゲームを「自社の強みをもとにしたステータス」でスタートし、最後は自社の経営について考える時間をたくさんとりました。具体的なアクションプランを作成することで実務に即した学びとする組み立てです。

<プログラム>

1日目 (10:00~17:30)
[講義] 現代の経営者に求められること
[講義]ビジネスゲームとは
ビズストーム初級(3期)
[グループワーク]振り返り
[講義] 会計知識の基本
ビズストーム中級(5期)
[個人/グループワーク] 振り返り
[講義]経営の全体像
[個人/グループワーク]経営に関する気づき
[講義]商品力・販売力・価格競争力・供給力
[個人ワーク]自社の全体像・外部環境と自社の強みの洗い出し
[発表]チーム内発表・ディスカッション

2日目 (9:30~17:00)「利益を生むセンスを身につける」
[講義]事業計画とPDCA
ビズストーム上級(8期)
[個人・グループワーク]戦略策定とチーム内共有
[講義]ビジョンと戦略・優位性・経営資源の調達と管理
[個人ワーク] 問題点と改善策1
[発表]チーム内でシェア
[個人ワーク]問題点と改善策2・アクションプラン
[全体]学んだことや行動したいこと、感想とフィードバック

3.研修風景

グループ(1グループ4~5名)に分かれ、グループ内で和気あいあいとスコアを競い合いました。プレーヤーはいずれも自ら起業した経営者という設定でゲームに参加し、ランダムに出現するトラブルなどにも慎重かつ大胆に立ち向かっていく様子が印象的でした。

プレーヤー同士のせめぎ合いやディスカッションも活発に行われ、業種の壁を越えて、各自が各々の課題に向き合いながら熱い戦いが繰り広げられていました。

4.研修の効果

2日間のゲーム研修を通して、経営に関して気づいた学びを自社の経営にどのように活かしていくのか、自社の経営に照らし合わせながら学びを深めていただけたようです。

受講者の皆様からは、次のような声を頂きました。
・他の会社の人と経営の話をする機会は今までなかったので、貴重な機会だった。縁ができたのも嬉しい。
・競合や顧客についてなど広い視野で考えられていなかったので学びになった
・従業員と一緒に参加して、従業員の考える力が自社の最大の強みであることを再認識できた。
・競争力と価格との関係について理解が進む中で、自社にその考え方を持ち帰り、社員みんなで相談しながら、事業に活かしていきたい。
・当社は、拡張性のない事業と認識していたが、今回の学びを活かして、儲けられるように活動していきたい。

社会情勢の変化の激しい昨今では、経営者の挑戦する気持ちは必須です。そのため、特に公的機関を中心に同キャンパスで実施したような新しいテーマの研修が増えています。ビズストームの得意とするところですので、是非お問い合わせください。

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