経営センスを鍛えるビジネスゲーム、ビズストーム

Read Article

足立成和信用金庫 あだちせいわ経営塾様

経営を俯瞰し、今後の課題抽出とその解決を導くヒントを得る

研修提供 :  株式会社 会社の健康研究所
メイン講師 株式会社 会社の健康研究所 屋代勝幸
サブ講師  株式会社 ソウルスウェットカンパニー 仲光和之 / 株式会社 ワンズ・ワン 古澤登志美 

業種  : 全業種

受講者 : 経営者・経営層

時間  : 4時間

 

これまで15期続く伝統あるあだちせいわ経営塾です。全5回のカリキュラムの初回として、「ビズストームを通じて経営を俯瞰し、今後の課題抽出とその解決を導くヒントを得る」「受講生同士の交流」を目的に実施しました。

 

ビズストーム導入の背景

昨年までは、中小企業の経営課題について、各テーマごとに受講するスタイルであったと伺いました。
ご担当者は、切り口を変えたものを検討されており、全5回の経営塾は、ローカルベンチマークを踏まえた経営力向上計画を策定することを目標に研修を企画しました。
見知らぬ経営者同士が同じテーブルでゲームを通じて経営課題を俯瞰するというビズストームは、経営塾の初回にふさわしいコンテンツとして採用されました。

カリキュラム

平日午後13時から17時まで、中級5期とレクチャーを取り入れたプログラムとしました。
これはフルバージョン8期で行うよりも、途中の説明に時間を掛け、より深く理解とゲームやほかの経営者との交流そのものを楽しんでもらうことを意識したためです。
事業計画書は直感ですばやく書くことができ、5期修了時の振り返りもできるフォーマットとしました。
レクチャーは、利益の構造、資金繰りについては初級3期の後に、市場競争戦略、顧客分析、優位性、成長戦略については中級5期の後に行い、ゲームの進行に合わせる工夫をしました。

研修風景

ほぼ全員が初めましての状態のため研修当初は、緊張されていましたが、徐々にゲームが進むと、和やかに会話が弾んでいました。
他の経営ゲームを経験した方、全く初めての方、経営経験が長い方、起業したばかりの方など多彩な参加者の方々でしたが、終始笑い声の飛び交う中での進行でした。
初級3期でコツをつかみ、中級開始前の事業計画では、果敢に同じ市場を攻める人、バランスよく多くの市場に投資を行う人などそれぞれの考えでゲームを進められました。
足立成和信用金庫の職員様も一緒に参加していましたので、融資・返済の話はより現実味を帯びた会話が繰り広げられていました。
最初は少なかった「市場調査」に、最後は多くの方が取り組まれました。3期後のストームカードは、一斉に開くスタイルとし、その瞬間には歓声があがり大いに盛り上がりました。
ゲーム終了後は、各テーブルでの気づきの共有を行いました。自身の戦略の良し悪しなど活発な話合いがなされ、各班リーダーによる議論のまとめ、発表をしました。

 

研修の効果

研修を受講しての声として、挙げられたことは次の通りです。
たくさんの学び、気づきを得ていただきました。
・経営の心構えを学んだ
・経営者ではないが全体の流れが理解できた
・再度中計をスピード感もって見直ししたい
・人材育成で中長期の具体的な取組の必要性を感じた
・人材育成は難しいことを痛感した
・市場調査の重要性を感じた
・ALL市場イコール安定ではないことがわかった
・新規拡大時から安定までの時間の長さを感じた
・事業拡大にターゲットの絞り込み過ぎのリスクを体感した
・マーケのロジックと感覚の強化、頭の整理になった
・既存取引には納期短縮、業務範囲の拡大を、新規顧客の獲得をしたいと感じた
・価格の決定方法と商品力・販売力のバランス
・「商品力+販売力ー価格=競争力」これが一番の学びです
・自社の生産調整・損益計算をもっときちんとすべき
・営業のため販売力ばかりに目がいっていたが、商品力の重要性を認識した
・投資とのバランスの重要性
・資金は無くなる前に手を打っても遅い
・ストームカードで悪いことが発生したときの対応の難しさを学んだ
・判断スピード・リスクヘッジの重要性

 

—-
今回あだちせいわ経営塾では初の試みとなりました経営ゲームです。
こちらの期待以上に、多くの学び・気づきを得ていただきました。
ビズストームを絡めた経営者向けのカリキュラムもご用意しております。お気軽にお問い合わせください。
株式会社会社の健康研究所 代表取締役 屋代勝幸
080-5019-0846 yashiro@kenkoulab.biz
https://kenkoulab.biz/

その他の導入事例

Return Top
PAGE TOP