ビジネスゲームで楽しみながら経営学部での学びを深める
研修提供:株式会社ビズストーム
箕作 千佐子(ビズストーム開発者)/岡本 友海(ビズストーム認定インストラクター)
業 種 : 大学
受講者 : 経営学部の参加希望者
時 間 : 3時間
1. 「ビズストーム」導入の背景
立命館大学経営学会学生委員会様は、『楽しく学ぼう!』をコンセプトに、立命館大学の経営学部生の学びをサポートする企画を行う団体です。ビズストームのゲームを通して、学生に日頃の経営学の学びを生かしたり、楽しさを知ってもらいたいとお問い合わせいただきました。
例年は企業見学に行かれるそうですが、コロナ禍のため学内で実施できる楽しい研修を探しておられたとのことで、感染対策に配慮しながらの開催となりました。
2.ビズストームのカリキュラム
ビジネスの経験が少ない方向けの基礎的な講義をはさみながら、中級5期にて実施しました。
<プログラム>
- [講義]売上と利益
- ビズストーム初級(3期)
- [講義]費用と利益と計画/投資
- ゲーム ビズストーム中級(5期)
- ワーク ビズストームの振り返り
- [講義]ビジネスの全体像と戦略
3.研修風景
自主的に来ていただいた方々ということもあり、はじめから熱意の高さが伺われました。開始前からツールを丁寧に見て、ゲーム内容や戦略の予想をたてはじめ、講師としても期待が膨らむスタートです。
ルールの理解も全くつまづくことなくスムーズに進み、遅れて来られる方を待って開始した時間も取り戻して、予定以上の内容で実施することができました。
実際の企業に見立ててプレイしている方もおられ、リアリティを持ってゲームに臨んでいただいたようです。
4.研修の効果
ゲーム終了後には「プロダクト・ライフサイクル」などという言葉が当たり前のように飛び出し、大学で学んでいることが、知識としてだけでなく応用できるレベルで身についていることが感じられました。
優勝された方は、市場の特性を見極めた上での市場選択と、最終的に利益を出すための計画的な投資で、見事に結果を出しました。
ビズストームのプレイを通して、今まで学んだことを深く理解したり、実践的してみるよい機会となったようです。知識として知っているだけでなく、いざというときに活用できるように、ビジネスゲームで擬似的に練習しておくのはよい方法だと思います。
最後の振り返りでは次のような声が聞かれました。
- 投資する先への選択と集中が大切だと気づけた。
- 市場調査を行うことと、他の企業の出方を見るのが大切だと思った。世の中でも、競合の状況や市場ニーズを考えている企業が強いと思う。
- 視野の広さと長期的な計画性が必要だと感じた。運の要素もあるものの、何が起こっても対応できる強さが大切だと思った。
- 市場の成長と競合との取り合いがリアルだと感じた。また、一貫性のある計画を立てることが大切だと感じた。とれるリスクなのかどうかの判断が必要だった。
- 人件費を削りたくなる。
- 3時間の研修は長いかと思ったが、あっと言う間だった。
通常より短時間での実施となりましたが、社会人顔向けの理解度で、多くの気づきを得ていただいたようです。
ビズストームは、大学でも様々なシーンでご活用いただいています。
ご興味のある方は下記をご覧の上お問い合わせください。
大学や学生向けのビジネスゲーム導入