簡易版ビジネスゲーム「ビズストームジュニア」で地場産業に親しみつつ経営を学ぶ
研修提供:株式会社ビズストーム
箕作 千佐子(ビズストーム開発者)
業 種 : 高等学校
受講者 : 高校生
時 間 : 3時間弱
1. 「ビズストームジュニア」導入の背景
創業機運醸成事業として『起業体験ワークショップ』を高等学校にて開催されるにあたり、簡単なビジネスゲームで実施できないかと打診いただきました。
「ビズストーム」では時間やコストがかかりすぎるため、簡易版である「ビズストームジュニア」を開発。ビズストーム認定インストラクター数名のご協力を得ながら完成させ、ご提供することになりました。
2校にそれぞれお伺いし、3時間ずつのカリキュラムでした。
2.カリキュラム
姫路市の地場産業にも親しめる内容にして欲しいとのご要望があり、マーケットの種類を地場産業に設定して実施しました。
ビズストームジュニアは、チームで1社を経営し、投資や仕入れをしたり、付加価値をつけたりしながら、マーケットを定めて商品を販売するゲームになっています。
仕入れ→商品作り→販売を3ターン繰り返して勝敗を決めました。
最後には、ゲームで体験したことが、経営ではどのように説明できるのかを講義で解説しました。
1. 地場産業の紹介
2. マーケットの形成
3. ルール説明
4. 仕入れ・商品作り
5 販売
6. 3ターン繰り返し
7. 振り返り
8. 経営に関する講義
費用と利益、市場と競争、組織力
3.研修風景
スタート時から目をキラキラさせて参加した生徒もいる中、はじめは少し戸惑いを見せる生徒も見受けられましたが、時間を追うごとに熱心に取り組むようになっていきました。
商品の価値を高めるたにはハサミで星型を切る必要があるのですが、効率よくキレイに切れるよう、各チームとも工夫を重ねていたのが印象的でした。
また、言われなくても市場調査に来たり、せっかく購入したものを戦略的に後で使うことにしたりなど、高度なチームも見られました。
3時間の長丁場でしたが、最後の講義では真剣なまなざしで集中して聞いてくれました。
4.研修の効果
起業なんて縁がない、と思っていた生徒が大多数でしたが、最後には起業や仕事を身近に感じてもらえたようです。
ビズストームジュニアも、すでに提供可能な認定インストラクターが10名誕生していますので、ご要望がありましたらぜひお問い合わせください。